生後4~5か月頃にぜひ取り入れたい遊び
①うつ伏せ系
・うつぶせ遊び:重力に対して自分の身体をコントロールする経験
・腕で身体を支える:身体を安定させながら手を自由に使うための経験
・おもちゃに手を伸ばす:姿勢制御を経験する機会
②ねがえり系
・身体を左右にひねる:身体を一塊で動かすだけでなく、回旋や左右への重心移動を経験
・寝返りにつながる動きをする:頭部運動・リーチ・体幹回旋・重心移動などを組み合わせる経験
③仰向けで手足をたくさん動かす:
多様な自発運動を繰り返しながら、感覚情報と運動を統合し、状況に合った運動パターを獲得していく過程
④縦の姿勢の経験:重力に対する頭部・体幹の姿勢調整や、仰向けとは異なる視覚・探索経験
生後4~5か月で重要なのが自分の身体を自由に動かす経験です。
その中でも、運動発達について比較的エビデンスが蓄積されているのが「うつ伏せ遊び(tummy time)」です。
0〜12か月の健康な乳児を対象とした16研究・計4,237人をまとめたシステマティックレビューでは、
うつ伏せ遊びは「粗大運動発達」「全体的な運動発達」などと正の関連が認められました。
生後4〜5か月は、「お座りにもつながっていく、さまざまな身体の動きを経験する」時期として考えてみましょう🌱
しかし、床での自発運動を減らしてまで、縦抱きや座位を長時間行う必要はありません。日常の抱っこや絵本を読む時間などを通して「縦の姿勢」を経験ができるといいですね。
【参考文献】
- WHO Multicentre Growth Reference Study Group. WHO Motor Development Study: windows of achievement for six gross motor development milestones. Acta Paediatr Suppl. 2006;450:86-95. doi:10.1111/j.1651-2227.2006.tb02379.x
- Hewitt L, Kerr E, Stanley RM, Okely AD. Tummy Time and Infant Health Outcomes: A Systematic Review. Pediatrics. 2020;145(6):e20192168. doi:10.1542/peds.2019-2168
※本投稿は一般的な発達についての情報です。発達や身体の動きについて心配がある場合は、かかりつけの小児科等へご相談ください。
